月: 2020年5月

【本の魅力再発見!】『偉大なる時のモザイク』

2020年5月20日

イタリア文化会館では、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置に伴う休校、テレワーク、外出自粛により在宅で過ごす方に向け、毎週水曜日スタッフがお勧めのイタリアに関する本を紹介します。今日皆さんに紹介するのは、カルミネ・アバーテの『偉大なる時のモザイク』(栗原 俊秀 訳・解説 、未知谷、2016年)です。  本書の舞台となるのは、南イタリアにある「アルバレシュ」と呼ばれるアルバニア系住民の村である。作者…

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【本の魅力再発見!】『古代ローマ人の24時間 よみがえる帝都ローマの民衆生活』

2020年5月13日

イタリア文化会館では、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置に伴う休校、テレワーク、外出自粛により在宅で過ごす方に向け、毎週水曜日スタッフがお勧めのイタリアに関する本を紹介します。今日皆さんに紹介するのは、アルベルト・アンジェラ の『古代ローマ人の24時間 よみがえる帝都ローマの民衆生活』(関口 英子 訳 、河出書房新社、2010年)です。 時空を超えた旅に導いてくれる楽しい1冊。 時は紀元115年…

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ちょっぴりイタリア・オペラ〜有名なアリアの内容を知ろう ロッシーニ《セビリャの理髪師》

2020年5月8日

ロッシーニ《セビリャの理髪師》第1幕よりロジーナのカヴァティーナ*「今の歌声は」 Rossini :IL BARBIERE DI SIVIGLIA Atto primo (Rosina) “Una voce poco fa” (Cavatina*) 原作はフランスの作家ボーマルシェ(Beaumarchais本名Pierre-Augustin Caron:1732-99)による4幕の戯曲「セビリャの…

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【本の魅力再発見!】『ラファエッロの秘密』

2020年5月6日

イタリア文化会館では、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置に伴う休校、テレワーク、外出自粛により在宅で過ごす方に向け、毎週水曜日スタッフがお勧めのイタリアに関する本を紹介します。 今日皆さんに紹介するのは、 コスタンティーノ・ドラッツィオ の『ラファエッロの秘密』(上野 真弓 訳 、河出書房新社、2019年)です。 「ラファエッロ・サンツィオは、『画家というよりも、王侯貴族のごとく生きた』。」(本…

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