月: 2020年4月

オンライン・ジャズフェス「JAZZ AUDITORIA ONLINE」

2020年4月30日

Buongiorno a tutti! 4月30日の ”UNESCO INTERNATIONAL JAZZ DAY” に賛同し、ジャズを通じて世界の文化に触れる場として、 2013 年にスタートした入場無料のジャズ・イベント「JAZZ AUDITORIA in WATERRAS 」。本年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、屋外イベントの開催は見送りとなりましたが、総勢80組を超える国内外のア…

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【本の魅力再発見!】『恋するトリエステ』

2020年4月29日

イタリア文化会館では、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置に伴う休校、テレワーク、外出自粛により在宅で過ごす方に向け、毎週水曜日スタッフがお勧めのイタリア文学を紹介します。 今日皆さんに紹介するのは、 ヘレナ・ヤネチェク の『恋するトリエステ』(橋本 勝雄 訳 、イタリア現代文学アンソロジー『どこか、安心できる場所で』国書刊行会、2019年 所収)です。 この物語は、たった12ページしかない。本当…

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【本の魅力再発見!】『回復』

2020年4月22日

イタリア文化会館では、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置に伴う休校、テレワーク、外出自粛により在宅で過ごす方に向け、毎週水曜日スタッフがお勧めのイタリア文学を紹介します。 今日皆さんに紹介するのは、ヴィオラ ・ディ・グラードの『回復』( 越前 貴美子 訳 、イタリア現代文学アンソロジー『どこか、安心できる場所で』(国書刊行会、2019年) 所収)です。 醜く静かなるものとの邂逅。 薬物依存症だっ…

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【本の魅力再発見!】『いいなづけ』

2020年4月15日

イタリア文化会館では、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置に伴う休校、テレワーク、外出自粛により在宅で過ごす方に向け、毎週水曜日スタッフがお勧めのイタリア文学を紹介します。 今日皆さんに紹介するのは、アレッサンドロ・マンゾーニの傑作『いいなづけ』です。 アレッサンドロ・マンゾーニの『いいなづけ』は、1628年から1630年のスペインに統治されたロンバルディアを舞台とした、イタリアでは有名な歴史小説…

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ちょっぴりイタリア・オペラ〜有名なアリアの内容を知ろう ドニゼッティ 《愛の妙薬》

2020年4月14日

ドニゼッティ 《愛の妙薬》第2幕よりネモリーノのロマンツァ*「人知れぬ涙」 Donizetti : L’ELISIR D’AMORE  Atto secondo (Nemorino) “Una furtiva lagrima” 今回はテノールの代表的な一曲、ガエターノ・ドニゼッティ (1797-1848)が作曲した《愛の妙薬》から、「人知れぬ涙」をお届けします。 純朴で内気な村の青年ネモリーノは、…

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この緊急事態の当初から、イタリアの多くの有名ブランドがその生産ラインを転換し、Covid-19に立ち向かう病院や国に協力しています。

2020年4月10日

この緊急事態の当初から、イタリアの多くの有名ブランドがその生産ラインを転換し、Covid-19に立ち向かう病院や国に協力しています。 プラダ、フェラーリ、グッチ、ブルガリ…。これらの企業が、使い捨て医療用ガウンや防護服、マスク、人工呼吸器などを生産するようになったのです。 180ものファッションブランドが協力し、200万枚のマスクを生産しました。プラダは先週、トスカーナ州からの要請によ…

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【本の魅力再発見!】『パパの電話を待ちながら』

2020年4月8日

イタリア文化会館では、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置に伴う休校、テレワーク、外出自粛により在宅で過ごす方に向け、毎週水曜日スタッフがお勧めのイタリア文学を紹介します。 今日皆さんに紹介するのは、イタリアが誇る児童文学者でジャーナリスト、そして教育者、ジャンニ・ロダーリの短篇集『パパの電話を待ちながら』(内田洋子訳、2009、講談社)です。 「イタリアの本好きもまたそうでない人も、一度は読んだ…

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ジャンニ・ロダーリ生誕100周年

2020年4月7日

Buongiorno a tutti! 2020年は、児童文学作家ジャンニ・ロダーリ(1920-1980)の生誕100周年にあたります。 この特別な年を祝うため、イタリアでは各種出版、展覧会等、数多くのイベントが行われます。彼の作品一覧や各イベントの詳細については、特設サイトでご確認いただけます(100giannirodari.com/ サイトはイタリア語)。 生誕100周年と聞いて、思わず耳を疑…

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