サンレモ音楽祭2024 – 初出場

イタリアで最も重要な音楽番組であるサンレモ音楽祭。第74回を迎える今年は、2024年2月6日から10日にかけて、RaiPlayにて世界同時放送を行います。

当日の放送をより楽しんでいただけるよう、イタリア文化会館のブログでは、6つの記事にわたって参加アーティストを紹介します。

【サンレモ音楽祭2024】
会期：2024年2月6日（火）～10日（土）の5日間（日本時間では翌日未明の時間帯）
※日本からもネット上でリアルタイム＆後日のオンデマンドで視聴可能。

初出場

マニンニ
Maninni

タレントショー「アミーチ」、また2022年サンレモ・ジョーヴァニに「Mille porte」で出場。今年はシンプルなバラードを披露します。

出場曲：Spettacolare

サンティ・フランチェーズィ
Santi Francesi

2017年に参加したマリア・デ・フィリッピのタレントショーで頭角を現したグループ。2022年の第17回X Factorにも参加し、シングル曲「Non è così male」で優勝を収めました。ムードあふれるセクシーな曲でステージに登場します。

出場曲：L’amore in bocca

クララ
Clara

ロンバルディア出身の若い歌手であり、女優でもある彼女は、「Un milione di notti」でミスター・レインとコラボレーションしたほか、「Boulevard」で2023年サンレモ・ジョーヴァニを優勝しました。Ｚ世代を代弁する楽曲とともに、アリストン劇場のステージに登場します。

出場曲：Diamanti grezzi

ブンケル・クアランタクアットロ
bnkr44

2019年にエンポリで誕生した、7人のミュージシャングループ。「Charlie fa sur RMX」でセトゥーとともに、2023年サンレモ音楽祭カバー曲部門にゲスト出場。ステージ上で彼らの世代の悩みと夢を表現します。

出場曲：Governo punk

ラ・サッド
La Sad

ミラノで結成された、北イタリア出身の３人のアーティストからなるグループ。もっとも成功したシングル曲は「Toxic」です。彼らが披露するのは思春期をテーマにした曲で、その作者にはインディーズバンドとして定評のあるピングイーニ・タッティチ・ヌクレアーリが名を連ねています。

出場曲：Autodistruttivo

ビッグ・ママ
Big Mama

その若さにも関わらず、波乱に満ちた人生を送るカンパーニャ出身のラッパー。サンレモ音楽祭では、エロディとともにカバー部門に参加したことがあります。今回披露する曲は、傷つきやすい人々への讃歌となっています。

出場曲：La rabbia non ti basta

写真クレジット：アーティストのInstagram