Buonasera a tutti!「映画で旅するヨーロッパ」をテーマに、欧州連合(EU)加盟国が選りすぐりの作品を紹介する映画祭「EUフィルムデーズ」が今年も開催されます。イタリア映画では、2016年に日本でも公開された「人間の値打ち」が上映されます。見逃してしまった…!という方も、この機会にぜひご覧になってはいかがでしょうか? クリスマスイヴに起こったひき逃げ事故をきっかけに、経済格差のある3…
続きを読むBuonasera!イタリア映画界の巨匠、フェデリコ・フェリーニ。「道」や「甘い生活」など、イタリア映画好きなら誰もが知っているフェリーニ作品へのオマージュと、イタリアへの情熱あふれる一本が、今回ご紹介する映画「フェリーニに恋して」です。 <あらすじ>20歳を迎え、初めての面接を受けた主人公ルーシーだが、結果は最悪。落胆している彼女にそっと渡されたのは、「フェリーニ映画祭」と書かれたチ…
続きを読むBuonasera a tutti!イタリア映画というと、恋や食べ物…といった明るい内容を連想しがちですが、今回ご紹介する「修道士は沈黙する」は、サスペンス要素のある社会派ミステリー作品です。 <あらすじ>ドイツ、ハイリゲンダムの空港に、イタリア人修道士、ロベルト・サルスが降り立つ。彼は迎えの車に乗り、ある国際的な会合が開かれる場に向かう。バルト海に面したリゾート地の高級ホテルで開かれ…
続きを読むBuonasera! 5月23日にイタリア文化会館で開催される「コンサート ジャズに捧げる歌」は、お陰様で現在満席となっています。申し込みが間に合わなかった…!という方に朗報です。当コンサートに出演するアレッシオ・メンコーニ、ならびにマッシミリアーノ・ロルフそれぞれが、日本人アーティストと組んでのライブが決定! ・Alessio Menconi & Yuki Arimasa “…
続きを読むイタリア・ヴェローナ生まれの指揮者、アンドレア・バッティストーニ。2013年1月よりジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者に3年契約で就任したのち、2016年10月には東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に就任しました。今回の演目は、ロシアを深く愛するバッティストーニ初めてとなるショスタコーヴィチ。それに加え、人気のヴァイオリン協奏曲、第5交響曲を取り上げます。バッ…
続きを読むBuonasera!新緑の季節、すでに初夏の雰囲気を感じる日差しの中、いかがお過ごしでしょうか?今回は、一足先にイタリアの夏を満喫できる、映画「君の名前で僕を呼んで」のご紹介です。 <あらすじ>1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオは、アメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァーと出会う。彼は大学教授の父の助手で、夏の間をエリオたち家族と暮らす。はじめは自信に満ちたオリヴ…
続きを読むミラノ生まれのイタリア人アーティスト、ブルーノ・ムナーリ。雑誌の編集をへて、数々の独創的な挿絵や絵本などを手がけ、その作品は今もなお幅広い人々に親しまれています。日本で最大のブルーノ・ムナーリ回顧展が、現在開催されています。 ムナーリは、幼少期から美術やデザインに関心を持ち、19歳の時に当時のイタリアを席巻していた前衛美術運動の未来派に参画し、大きな影響を受けました。一方で雑誌の編集や挿絵などの仕…
続きを読むBuonasera! 暖かくなるこの時期、華やかにお洒落したくなるもの。今回は、そんな季節にぴったりの展覧会をご紹介します。 「 旅するヴェネチアン・ビーズ 」では、16世紀のアフリカトレード・ビーズから20世紀のコスチューム・ジュエリーまで、幅広いコレクションを展示。講演会や出張講座、体験講座も開かれます。 17世紀以降、イギリスやボヘミアといった新興のガラス生産地に押されがちだったヴェネチアは…
続きを読むBuongiorno! 日が長くなり、だいぶ春めいてきましたね。 今回は、イタリア人アーティスト、ロバート・ボシシオの個展のお知らせです。 © Robert Bosisio, Courtesy of the artist and 104GALERIE ボシシオは1963 年イタリア北部トローデナに生まれ、ウィーン美術アカデミー(The Academy of Fine Arts in Vienna)…
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