幕末から明治期にかけて、日本は近代化するにあたって、先進技術や知識、制度などを学ぶために欧米から多くの専門家を招聘しました。お雇い外国人といわれる人々です。イタリア人については、大蔵省紙幣局で日本の紙幣や切手印刷の基礎を築いたE.キオッソーネ、工部美術学校で教鞭をとった画家のA. フォンタネージと彫刻家のV. ラグーザ、図画の教師と建築設計に携わったV.カペレッティ、司法省法律顧問を務めたA. パ…