『苦難や問題からは、かならず新しい解決や発明が生まれます。しっかり構えて、先を見る。長い歴史の中でイタリア半島が培ってきた、生きるための強い精神力と他を思いやる気持ちをリアルタイムでご紹介できればと思います。』 内田洋子参加している大勢の若者達2020年3月18日 Buongiorno a tutti! 『デカメロン』(古代ギリシャ語で「十日の(物語)」の意)は、1349年から1351年にかけてジ…
続きを読むヴェルディ《ナブコドノゾル》第3幕よりヘブライの奴隷たちの合唱 「行け、想いよ、黄金の翼に乗って」 Verdi NABUCODONOSOR (NABUCCO) Atto terzo Coro di schiavi Ebrei “Va, pensiero, sull’ali dorate” 世界中がコロナウイルスに苦しんでいます。 ご存知のようにイタリアは、大変な苦難の中にあ…
続きを読むカタラーニ《ラ・ワリー》第1幕でワリーが歌うアリア「ならば?私は遠くへいきましょう」〈さようなら、故郷の家よ〉 Alfredo Catalani LA WALLY Atto primo “Ebben?… Ne andrò lontana” (Wally) オペラ《ラ・ワリーLA WALLY》はアルフレード・カタラーニAlfredo Catalani(1854-93)作曲の全4幕のオペ…
続きを読むBuongiorno a tutti! 江戸東京博物館は、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催年にあたり、その幕開けにふさわしく、日本が世界に誇る「ものづくり」をテーマとした特別展を開催します。 日本の伝統美術は、日本人の暮らしとともにありました。四季折々の生活シーンに応じて配される建具や調度品は、人びとに潤いと彩りを与えました。豊かな遊び心と繊細な美意識―それを作り上げてきたのが、「も…
続きを読むBuongiorno a tutti! 2019年6月に一年間の改修休館を経てリニューアル・オープンした神奈川県立音楽堂は、開館65周年を迎え、この機に≪音楽堂室内オペラ・プロジェクト≫と題した新しいシリーズをスタートしました。同音楽堂のブランドであるバロック・オペラをはじめ、ルネサンス期から現代まで、「オペラ」から「ムジークテアター」、ワークインプログレスからフルステージまで、時代、国境、スタイ…
続きを読むBuongiorno a tutti! 劇場厳選の新鋭ピアニストたちが意欲的なプログラムで競演を繰り広げる、好評の「ピアノ・エトワール・シリーズ」。2019年度を締めくくる第38回目には、イタリアの新星ベアトリーチェ・ラナが登場いたします。 2011年のモントリオール国際音楽コンクールをはじめ数多くの国際コンクールでの優勝歴を持ち、近年ではファビオ・ルイジやケント・ナガノなど世界的に活躍する指揮者…
続きを読むピエロ・ファルッリ生誕100周年記念事業実行委員会は、第一回ピエロ・ファルッリ弦楽四重奏国際ジュニアコンクールを実施します。 本コンクールは、2020年に行われるフィエーゾレ音楽院設立者ピエロ・ファルッリの生誕100周年記念事業の一環として実施されます。 【参加資格】2020年6月30日の時点で四重奏の構成員の合計年齢が満80歳以下、かつそれぞれの構成員が満14歳以上満22歳以下である場合に限る。…
続きを読むIl Festival della canzone italiana, o più comunemente Festival di Sanremo, nasce nel 1951 dall’idea di Angelo Nicola Amato, direttore delle manifestazioni e delle pubbliche relazioni del Casinò di San…
続きを読むリグーリア州の港町サンレモで毎年開催される、イタリアのポピュラー音楽の祭典、サンレモ音楽祭(正式名称:Festival della canzone italiana)。日本の紅白歌合戦にあたるようなこの国民的音楽祭は、1951年、サンレモ音楽祭の会場となる「カジノ サンレモ」のイベント・広報担当であったアンジェロ・ニコラ・アマートが発起人となり誕生し、今年で70回目を迎えます。 ドメニコ・モドゥー…
続きを読む第4幕*でフィリッポ2世が歌うアリア「彼女は私を愛したことがない」Verdi DON CARLO atto quarto* “Ella giammai m’amò”*5幕版の場合。4幕版では第3幕となる。 スペインのフェリペ2世の息子、ドン・カルロスをタイトルロールに据えたヴェルディのオペラのことを日本では一般的に、最初にヴェルディが作曲したフランス語版を《ドン・カルロス》、イタリア語に翻訳された…
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