Buongiorno a tutti!
1月~3月にイタリアのオリーブ農園を訪ねると剪定の風景に出会います。
木の活動が一番落ち着いている時期に大幅な剪定をし、その後は木の生長に合わせて都度手入れをします。
オリーブは隔年結果(一年おきに豊作と不作を繰り返す)が出やすい果樹。
実を毎年しっかりならせるためにも、木の健康のためにも、剪定は欠かせません。
ただし、「剪定に不正解はない」といわれるように、公式はなく、各木の特徴、自然環境にあわせることが大事です。
その中でも重視するのは風通しと日照でしょうか。
そうした剪定のかたちには、イタリア語を勉強されている皆さんに、なじみの言葉が出てきたりします。
壺という意味のVASO(ヴァーゾ)だったり、アルファベットのYのIPSILON(イプシロン)だったり。
農家さんにオリーブについて質問をすると皆さん熱く語ってくださいます。
トスカーナの丘陵地帯のオリーブ農園の風景。
イタリアでは農園に宿泊するアグリツーリズモも各地にあります。
観光のついでにちょっと足を延ばしてみてはいかがですか?