Buongiorno a tutti!
東京国立博物館で開催中の「支倉常長像と南蛮美術 400年前の日欧交流」をご紹介します。
伊達政宗の命により慶長遣欧使節の代表としてヨーロッパに派遣された支倉常長は、ヨーロッパの人々が見た初めての「武士」だといわれています。
展示作品「支倉常長像」はローマ教皇に謁見した際の様子をイタリア人画家が描いたもの。
豪華な刺繍が施された美しい小袖、袴は純日本風ですが、よく見ると、着物の下にヨーロッパ風の模様が入ったレース襟のシャツを着ているのがわかります。和洋折衷のなんとも珍しい着こなしではないですか。
常長がヨーロッパで歓迎を受けている頃、日本でも南蛮美術が花開きました。同時に展示されている「南蛮人渡来図屏風」や「世界図屏風」(いずれも重要文化財)を見ると、当時の日本人の異国への関心と憧れがうかがえることでしょう。
場所: 東京国立博物館 本館 7室
日程: 2014年2月11日(火) ~ 2014年3月23日(日)
詳細は以下のサイトをご覧ください。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1649