イタリアで最も重要な音楽番組であるサンレモ音楽祭。第74回を迎える今年は、2024年2月6日から10日にかけて、RaiPlayにて世界同時放送を行います。
当日の放送をより楽しんでいただけるよう、イタリア文化会館のブログでは、6つの記事にわたって参加アーティストを紹介します。
【サンレモ音楽祭2024】
会期:2024年2月6日(火)~10日(土)の5日間(日本時間では翌日未明の時間帯)
※日本からもネット上でリアルタイム&後日のオンデマンドで視聴可能。
https://www.raiplay.it/programmi/festivaldisanremo
ベテラン
リッキ・エ・ポーヴェリ
Ricchi e Poveri
ダンス曲「Mamma Maria」と「Sarà perché ti amo」で80年代を沸かせたイタリアを代表するポップミュージックグループ。1985年には、サンレモ音楽祭を優勝しています。彼らが今年再び、愉快でハッピーな楽曲を携えてサンレモ音楽祭に参加します。
出場曲:Ma non tutta la vita
フィオレッラ・マンノイア
Fiorella Mannoia
代表曲「Quello che le donne non dicono」をはじめ、国際的に活躍するアーティストであり、女性たちの代弁者でもある彼女が、ラテン風の歌とともに、女性たちに語らせたいという思いを抱いて、再びイタリア最大のステージに上がります。
出場曲:Mariposa
ロレダーナ・ベルテ
Loredana Berté
イタリアポップとロックのシンボルであり、エキセントリックで時に物議を醸すベルテは、「Sei bellissima」や「Non sono una signora」のような楽曲とともに、イタリア音楽文化そのものであると言えるでしょう。彼女が、自身の狂気を歌い上げる楽曲とともに再び舞台に立ちます
出場曲:Pazza
ディオダート
Diodato
シンガーソングライター。2020年のサンレモ音楽祭を「Fai rumore」で優勝。大舞台のスペシャリストが、今年は優雅な歌を披露します。
出場曲:Ti muovi
ダルジェン・ダミーコ
Dargen D’Amico
2022年サンレモ音楽祭で彼が披露した「Dove si balla」のリズムに乗って踊ったことがない人はいないでしょう。彼の特徴はいつも身に着けている眼鏡で、強烈な皮肉で人々の話題を掻っ攫います。今年もまた、彼の本領を発揮してくれることでしょう。
出場曲:Onda alta
写真クレジット:アーティストのInstagram
- Ricchi e Poveri: @ricchiepoveriofficial
- Fiorella Mannoia: @fiorellamannoia
- Loredana Bertè: @loredanaberteofficial
- Diodato: @diodatomusic
- Dargen D’Amico: @dargendamico