映画『蟻の王』

Buongiorno a tutti!

この度、イタリアの名匠ジャンニ・アメリオ監督の最新作にして、第79 回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された『Il signore delle formiche 』(原題)が『蟻の王』の邦題で11月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、アップリンク吉祥寺ほか全国順次にて公開されることが決定しました。

「罪という字を消して勇気と書く。愛という字を消して君と書く…。」

イタリアの名匠ジャン二・アメリオが贈る、魂をゆさぶる監督最新作!

1960年代、イタリア・ポー側南部の街ピアチェンツァ。詩人で劇作家、蟻の生態研究者でもあるアルドは、教え子の若者エットレと恋に落ち、ローマに出て共に暮らし始める。しかしエットレの家族は二人を引き離し、アルドは逮捕、エットレは矯正施設に送られ、同性愛の“治療”のために電気ショックを受けさせられることになる。そして世間の好奇の目に晒されながら裁判が始まった。新聞記者エンニオは熱心に取材を重ね、不寛容な社会に声を上げるのだが…。

人と人の繋がりを、時に冷徹に、時に繊細に描きつづけてきた名匠ジャンニ・アメリオ監督最新作は、“ブライバンティ事件”の史実に基づいた、愛と人間としての尊厳についての物語。監督は「今も存在する、“異なる人”に対する憎悪に立ち向かう勇気を与えたい」と製作の動機を語る。イタリア映画界を代表する名優ルイジ・ロ・カーショ、エリオ・ジェルマーノに加え、新星レオナルド・マルテーゼ全身全霊の演技に胸を打つ。

<インフォメーション>

映画『蟻の王』11月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA 、アップリンク吉祥寺ほか全国順次にて公開決定!

監督・脚本:ジャンニ・アメリオ

脚本:エドアルド・ペティ、フェデリコ・ファバ 編集:シモーナ・パッジ 撮影:ルアン・アメリオ・ウイカイ 美術:マルタ・マッフッチ

出演:ルイジ・ロ・カーショ、エリオ・ジェルマーノ、レオナルド・マルテーゼ、サラ・セラヨッコ

2022年/イタリア/イタリア語/ビスタ/カラー/Dolby Digital Digital/140分

原題:Il signore delle formiche 英題:Lord of the Ants 字幕翻訳:吉岡芳子

配給:ザジフィルムズ 後援:イタリア大使館、イタリア文化会館 © Kavac Srl / Ibc Movie/ Tender Stories/ (2022)

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