​第36回東京国際映画祭

Buongiorno a tutti!

アジア最大級の国際映画祭である​第36回東京国際映画祭が、2023年10月23日(月)~11月1日(水)に開催されます。昨年から会場を大幅拡大し、大きな進化を遂げた今年のミッション(理念)は、「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する。」となっています。東京国際映画祭の上映作品は、多彩な主要9部門によって構成されており、生誕120年となる小津安二郎監督の特集なども注目です。

そして今回、イタリアからはマルコ・ベロッキオ、プピ・アヴァティ、そしてフランコ・ゼフィレッリの3名の映画監督が取り上げられます。日本公開前の最新作をプレミア上映するガラ・セレクション部門では、マルコ・ベロッキオ監督の「KIDNAPPED(英題)」を上映。現在の世界の映画界の潮流を示す作品を上映するワールド・フォーカス部門では、プピ・アヴァティ監督作品の「ダンテ」、そしてフランコ・ゼフィレッリ監督の生誕100周年特集を上映します。

【イタリア監督上映作品】

「KIDNAPPED(英題)」
上映スケジュール:10/27[FRI] 18:50〜
1850年代のイタリアで実際に起きた「エドガルド・モルターラ誘拐事件」に、イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオが肉迫した衝撃作。
監督:マルコ・ベロッキオ

「ダンテ」
上映スケジュール:10/26[THU] 17:30〜、11/01[WED] 13:05〜
「神曲」の作家ダンテを詩人ボッカッチョの視点から描いた作品。名優セルジオ・カステリットがボッカッチョ役を演じる。『追憶の旅』(83)で知られる巨匠プピ・アヴァティによる歴史劇。
監督:プピ・アヴァティ

「トラヴィアータ/1985・椿姫<デジタル・リマスター版>」
上映スケジュール:10/25[WED] 13:40〜
19世紀パリの社交界を描いたアレクサンドル・デュマ・フィスの小説「椿姫」を原作とするヴェルディの名作オペラを映画化。テレサ・ストラータス、プラシド・ドミンゴらスター歌手たちの競演が素晴らしい。
監督:フランコ・ゼフィレッリ

「尼僧の恋/マリアの涙〈修復版〉」
上映スケジュール:10/27[FRI] 13:05〜
19世紀半ばのシチリアの修道院。コレラの流行のため一時的に実家に戻った若い尼僧マリアは、恋愛と信仰の間で葛藤する。ジョヴァンニ・ヴェルガの小説「山雀物語」の映画化。
監督:フランコ・ゼフィレッリ

「永遠のマリア・カラス〈デジタルリマスター版〉」
上映スケジュール:10/31[TUE] 13:30〜
オペラ歌手、マリア・カラスの晩年を事実とフィクションを交えて描く。既に引退していたカラスは、全盛期の声を使って映画『カルメン』を製作するという提案を受け、復帰を決意する。
監督:フランコ・ゼフィレッリ

その他上映作品・チケット購入についての詳しい情報は公式サイトよりご確認いただけます。

公式サイト:https://2023.tiff-jp.net/ja/

<インフォメーション>

名称:第36回東京国際映画祭

主催:公益財団法人ユニジャパン(第36回東京国際映画祭実行委員会)

共催:経済産業省、国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)、東京都(コンペティション部門、ユース部門)

期間:2023年10月23日(月)~11月1日(水)[10日間]

開催会場:シネスイッチ銀座、丸の内TOEI (中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、丸の内ピカデリー、ヒューリックホール東京、丸ビルホール、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、有楽町micro、東京宝塚劇場(千代田区)ほか、都内の各劇場及び施設・ホールを使用

後援:総務省/外務省/観光庁/千代田区/中央区/独立行政法人日本貿易振興機構/国立映画アーカイブ/一般社団法人日本経済団体連合会/東京商工会議所/一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人映画産業団体連合会/一般社団法人外国映画輸入配給協会/

モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)/全国興行生活衛生同業組合連合会/東京都興行生活衛生同業組合/特定非営利活動法人映像産業振興機構/一般社団法人日本映像ソフト協会/公益財団法人角川文化振興財団/一般財団法人デジタルコンテンツ協会/

一般社団法人デジタルメディア協会

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画祭支援事業)

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