ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2023

Buongiorno a tutti!

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショートフィルムフェスティバル& アジア(略称:SSFF & ASIA)2023が、6月6日(火)のオープニングセレモニーを皮切りに、6月26日(月)のアワードセレモニーまでの期間を東京の複数会場で開催されます。

先駆けて、4月27日(木)からはオンライン会場もスタートし、7月10日(月)までの期間、全国から選りすぐりのショートフィルム約270作品(コンペ以外の特別上映作品を含む)がお楽しみいただけます。

各部門ノミネート作品および特別上映作品は、映画祭オフィシャルサイトにてご覧いただけます。(https://www.shortshorts.org/2023

イタリアからは、『Blue Dots(青い水玉)』と『Cicciolina Pocket(チチョリーナのポケット)』の2作品が上映されます。

<Blue Dots(青い水玉) インフォメーション>

あらすじ:毎日のように写真や手紙が詰まった包みを手にし、ワシントン・スクエア公園のベンチに座る年老いた男性。隣に腰掛ける人々に、50年間愛し続けた妻との話を語ることで妻は彼の中で生き続けるのだ。

監督:Lorenzo Squarcia
時間:0:12:29
国:イタリア
ジャンル:ノンフィクション
年:2022
受賞・ノミネート歴:
Festival Internazionale del Cinema Povero 2022 (イタリア) ノミネート
Rome Independent Film Festival 2022 (イタリア) ノミネート
ティラナ国際映画祭 2022 (アルバニア) ノミネート
Cambria International Film Festival 2023 (アメリカ) Best Documentary Award, Audience Award
European Film Festival of Lille 2022 (フランス) ノミネート
上映会場:表参道ヒルズ スペース オー
スケジュール:2023.06.22 [Thu] 15:40 – 17:30
視聴・予約:https://shortshorts2023spaceo0622.peatix.com/
オンライン配信期間:2023.06.26 [Mon] – 2023.07.10 [Mon]

ロレンツォ・スクアルチャ Lorenzo Squarcia
ローマ出身のドキュメンタリー映画監督、プロデューサー。Jumping Flea所属。複数の外国語を修得したのち、ローマ芸術大学で映画芸術を学ぶ。2017年、自身初の長編ドキュメンタリー映画「KOI 鯉」の制作のため、日本に移住。「KOI 鯉」は批評家や観客たちの間で脚光を浴びた。

<Cicciolina Pocket(チチョリーナのポケット) インフォメーション>

あらすじ:90年代、暑い夏の日の午後。イタリアの静かな田舎で、4人の子供が暇をつぶしている。新たな課題が彼らの性の目覚めを呼び起こすようだ。しかし、大人になることは本当に魅力的なことだろうか?

監督:Claudio Casazza
時間:0:16:22
国:イタリア
ジャンル:コメディー
年:2022
受賞・ノミネート歴:
トリノ映画祭 2022
Cortisonici映画祭 2023
Ennesimo映画祭 2023
上映会場:二子玉川ライズ スタジオ & ホール
スケジュール:2023.06.16 [Fri] 13:30 – 15:20
視聴・予約:https://shortshorts2023rise0616.peatix.com/
オンライン配信期間:2023.06.26 [Mon] – 2023.07.10 [Mon]

クラウディオ・カザッツァ Claudio Casazza
ミラノの監督・脚本家。最も広く配給されたドキュメンタリー作品『Un altro me』は、2016年にポポリ映画祭で聴衆賞を受賞。
彼は映画祭と協働し、学校で映画のワークショップを開催している。

【ショートショートフィルムフェスティバル&アジア】

米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショートフィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。

また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に

「ショートショートフィルムフェスティバルアジア(SSFF ASIA共催:東京都)」が誕生し、現在は「SSFF &ASIA」を総称として映画祭を開催しています。

また、2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカスアワード」となりました。2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバルinハリウッド」が行われ、また、2019年の映画祭より、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞4作品が、2022年からはアニメーション部門の優秀賞を含む5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。SSFF&ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。

【公式ウェブサイト】https://www.shortshorts.org

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