Buongiorno a tutti!
昨今、さまざまな報道等で耳にするようになった、「難民」という言葉。
紛争や迫害で故郷を追われた人たちは、日本の人口にほぼ近い、1億人を超えました。難民と呼ばれるようになった人たちも、私たちと同じように、一人ひとり、愛する家族や友人、大切なそれぞれの人生があります。たとえ、明日が約束されない状況でも、生き抜いていく。困難に立ち向かう意志、その力強さを、ぜひ映画を通して感じてください。世界各地から集めた珠玉の作品をリアルイベントとオンライン配信のハイブリッドでお届けいたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております!
【オンライン開催】
2022年12月1日(木)~14日(水)
料金:日本初公開2作品を含む6作品を、視聴期間中は何度でもご覧いただけます。
2,000 円(視聴料2,000 円)
3,000 円(視聴料2,000 円、難民のための匿名募金1,000 円)
5,000 円(視聴料2,000 円、難民のための匿名募金3,000 円)
申込受付期間:2022年11月1日(火)~12月12日(月)23:55
お申し込み:https://unhcr2022.peatix.com/view
詳細:https://unhcr.will2live.jp/cinema/
【東京開催】
2022年12月4日(日)~5日(月)
場所:文京シビックホール・小ホール【定員:300名】
(東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター内)
参加:無料、事前申込不要
・各回、上映45分前から先着順で整理券を配布します(一人一枚)
・上映開始20分前から整理券順にご入場いただけます(自由席)
詳細:https://unhcr.will2live.jp/news/11/01/rff2022_tokyo/
【東京開催上映作品(オンライン開催には含まれない3作品を5回上映)】
戦火のランナー
88分/2020年/監督:Bill Gallagher/原題:Runner/言語:英語(日本語字幕つき)
戦争の続くスーダンで、両親は8歳のグオル・マリアルを一人逃がした。難民キャンプで保護された彼はアメリカへ移住。高校で頭角を現し、初マラソンで2012年ロンドン五輪出場資格を得る。南スーダン建国は開催一年前で国内五輪委員会がなかったが、特別に出場が認められ、南スーダンの人々の期待を背負い、完走する。
ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師
75分/2021年/ドキュメンタリー/監督:立山芽以子/言語:日本語
コンゴ民主共和国・東部ブカブでは、40万人以上の女性たちがレイプの被害を20年以上受け続けている。その女性たちの多くを無償で治療してきたのが婦人科医、デニ・ムクウェゲ。この地にはレアメタル、錫など豊かな鉱物資源があり、武装勢力はその利権を得るために、住民を組織的な性暴力恐怖で支配しようとしている。
日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人
98分/2020年/ドキュメンタリー/監督:小原浩靖/言語:日本語、タガログ語、中国語(日本語字幕つき)
敗戦を境に日本人の父親と生き別れ、今も無国籍状態に置かれているフィリピン残留日本人2世たちがいる。一方で、満州国に敗戦を機に置き去りにされ、戦後30余年を経て日本に帰国するも、差別と貧困の果てに日本政府を訴えた中国残留孤児たちがいる。2つの国の残留者たちと、彼らを救おうとする市民たちの活躍を描く。
リスト:彼らが手にしていたもの
短編9分/2022年/詩の朗読劇/監督:関根光才/言語:日本語
迫りくる命の危険の中、わずか10分たらずという時間の中で持ち出したものとは?
彼らのリストを通じて、一人ひとりのストーリーが見えてくる。原題「What They Took With Them: a List」の原作者であるジェニファー・トクスヴィグの意図を理解し、丁寧な翻訳作業を経て日本語版が完成、収録された。
【広島国際映画祭と初のコラボレーション】
2022年11月19日(土)
詳細:https://unhcr.will2live.jp/news/10/21/rff2022_hirosima%e3%80%80/
【世界人権デー オンライン特別企画】
2022年12月10日(土)『グレート・グリーン・ウォール~アフリカの未来をつなぐ緑の長城』特別先行上映会
【サイドイベント】
2022年12月11日(日)難民問題を学ぶオンラインセミナー入門編
<インフォメーション>
UNHCR 第17回難民映画祭2022
主催:国連UNHCR協会
協力:国連高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
パートナー:独立行政法人 国際協力機構