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東京シンフォニエッタが、12月22日(木)東京文化会館小ホールにて第52回定期演奏会を開催します。
東京シンフォニエッタは、第二次世界大戦後(1945年以降)の音楽の優れた演奏と、現在活動中の作曲家達の創作と直接関わることを目的として1994年に設立されました。以来、東京での定期公演や各種音楽祭への参加、また1996年のフランス・ドイツ公演、2001年のスペイン公演などを通じて、国籍も美学も異なる現在活躍中の作曲家を内外あわせて41人、50曲以上の作品を演奏し、紹介してきました。
現代の作曲家の、非常に高度な要求に応えるべく結成されたアンサンブル。現代音楽とその演奏に対する、深い理解、高い技術と自由な見識を持つ選りすぐりのソリストたち。東京シンフォニエッタとは、そういった素晴らしいスーパーソリストたちが作る室内オーケストラです。
今回の演奏会では、2020年第41回入野賞(室内オーケストラ作品)を受賞したマルコ・ロンゴ氏のLight-Lapse IIを世界初演にてお送りします。
【出演】
指揮:板倉康明
管弦楽:東京シンフォニエッタ
【曲目】
マルコ・ロンゴ:Light-Lapse II (入野賞受賞作品/世界初演)
エムレ・エロズ:String Quartet (第16回サンリヴァー学生現代音楽コンクール第1位作品/世界初演)
室元拓人:Tokara Evoke III (第90回日本音楽コンクール第3位入賞/舞台初演)
黛敏郎:スフェノグラム
マルコ・ロンゴ Marco Longo
イタリアのピアニスト兼作曲家。トレント音楽院とサンタ・チェチーリア音楽院で作曲を学び、 シエナのAccademia Chigiana、ブレシアのFondazione Romanini、ボローニャのAccademia FilarmonicaでA.Solbiati、 S.Gervasoniや N.Vassenaによる作曲セミナーに参加しました。シュトゥットガルトで開催されたシュロス・ソリテュード夏季講習会ではC.Czernowin、S.Takasugi、A.Wolmanに師事しました。彼の作品は、ISCM世界音楽の日々(北京)、Nuova Consonanza(ローマ)、Mise-en Festival(ニューヨーク)など、ヨーロッパ、アメリカ、中国での数多くのフェスティバルで演奏されています。また、イタリア芸術賞「プレミオ・ブッキ」(ローマ)、ジュネス音楽コンクール(ブカレスト)、サン・リバー賞(中国)、ルイジ・ノーノ賞(トリノ)等で数々の賞を受賞しています。彼の音楽はイタリア第3放送局やRadio Classicaで放送されており、トレントを拠点とする作曲家と演奏家の音楽アンサンブルである「Moto Contrario」の共同創設者であり、ピアニストも務めています。
<インフォメーション>
東京シンフォニエッタ 第52回定期演奏会
日時:2022年12月22日(木)19:00開演(18:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
チケット料金:自由4,000円 学生2,000円(税込)
発売日:2022年11月7日(月)
お問合せ:AMATI 03-3560-3010