イタリア発「ダンス・ウェル」プロジェクトが日本で広がりを見せています!

Buongiorno a tutti!

「ダンス・ウェル」はヴェネト州ヴィチェンツァ県にあるバッサーノ・デル・グラッパ市にある、CSC現代演劇センターが主宰しているもので、パーキンソン病を患っている方などを対象とし、市立博物館などを会場としたダンスレッスンを中心に、講演会、公演など、さまざまな活動を展開しています。
「ダンス・ウェル」では、ダンスをパーキンソン病のひとつの治療法としてだけではなく、芸術活動と捉え、一定期間のレッスンを行った後、ダンサーと一緒の公演にも参加しています。
昨年11月には、主宰者であるロベルト・カザロット氏(Roberto Casarotto)が来日し、イタリア文化会館で「ダンス・ウェル」を紹介するため、ワークショップとセミナーを開催しました。

    
(2018年11月2日に行われたワークショップの様子)

その後、Dance Well石川実行委員会主催のもと、金沢アートグミや石川県立歴史博物館などで「ダンス・ウェル」が行われました。そしてこの度、「ダンス・ウェル」プロジェクトにいち早く共感し、2018年8月にバッサーノ・デル・グラッパ市にて「ダンス・ウェル」指導者コースを修了し、イタリア文化会館でのワークショップにも駆けつけてくださった、ダンサーで振付家のなかむらくるみさんが、7月20日から東京都美術館で始まる『伊庭靖子展 まなざしのあわい』関連企画として、「ダンス・ウェル」を行います。美術作品をゆったりとあじわいながら、作品や美術館の展示空間などから思い浮かんだイメージや感覚を、からだ全体を使って表わしてみる、ダンスを介したアート・プログラムにぜひ参加してみませんか。

<インフォメーション>
日時:①2019年7月30日(火) 10:30~12:00
②2019年8月6日(火) 10:30~12:00
会場:東京都美術館 ギャラリー(本展会場)、ホワイエ(企画棟 ロビー階)
講師:なかむらくるみ(ダンサー、振付家、Dance Well石川実行委員会代表)
対象:どなたでもご参加いただけます。
定員:各回先着20名(要事前申込、2019年6月18日(火)受付開始)
参加費:無料 ただし、『伊庭靖子展 まなざしのあわい』展観覧券が必要です。
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は展覧会観覧料無料。
申込方法:こちらをクリックして受付フォームよりお申し込みください。

 

 

 

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