映画『ヒトラー vs. ピカソ 奪われた名画のゆくえ』

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映画『ヒトラー vs. ピカソ 奪われた名画のゆくえ』が、4月19日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他、順次全国公開となります。


1933年から45年にかけて、ナチス・ドイツがヨーロッパ各地で略奪した芸術品の総数は約60万点にのぼり、戦後70年以上経った今でも10万点が行方不明と言われる。なぜ、ナチス・ドイツは、いやヒトラーは、美術品略奪に注力したのか。本作は欧米で活躍する歴史家、美術研究家を始め、略奪された美術品の相続人や奪還運動に携わる関係者の証言を元に、ヒトラーの思想の背景と略奪された美術品が辿った闇の美術史に迫る。


ナチス・ドイツによる美術史上最悪の略奪と相続人たちの粘り強い戦いを案内するのは、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』や『修道士は沈黙する』など、イタリア映画界が誇る名優トニ・セルヴィッロ。監督は新鋭ドキュメンタリー作家のクラウディオ・ポリ。ヴェネチア・ビエンナーレやイタリア国立21世紀美術館などのドキュメンタリーを手掛け、本作が初の映画作品となった。
また、音楽を手掛けたのは、映画音楽、テレビ番組のサウンドトラック、CM音楽など多岐にわたり活躍しているレモ・アンツォヴィーノ。ロンドン・セッション管弦楽団の指揮も務めたステファノ・ナンニや東京交響楽団の第1ヴァイオリン奏者を務めた篠崎正嗣など幅広いジャンルのアーティストとのコラボレーションにも取り組んでいる。

インフォメーション:
『ヒトラー vs. ピカソ 奪われた名画のゆくえ』
4月19日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ほか全国順次公開
原題:HITLER VERSUS PICASSO AND THE OTHERS
2018年|イタリア・フランス・ドイツ合作
イタリア語・フランス語・ドイツ語・英語
ビスタサイズ|97分
字幕監修:中野京子(作家「怖い絵」シリーズ)
日本語字幕:吉川美奈子
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム
ウェブサイト:hitlervspicasso-movie.com/

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