「須賀敦子翻訳賞」は1988年に創設、2007年に中断された「ピーコ・デッラ・ミランドラ賞」の後継として2014年に新設され、イタリア語の著作の優れた日本語への翻訳を評価、広く紹介することを目的とし、隔年で開催しています。去る2月24日、イタリア文化会館において、シルヴィオ・ヴィータ、岡田温司、柴田元幸、白崎容子、関口英子、野谷文昭、和田忠彦(委員長)の7氏からなる選考委員会が開かれ、第五回須賀敦…