Buongiorno a tutti! 今年2019年は、17世紀ヴェネツィアで活躍した女性作曲家、バルバラ・ストロッツィ(Barbara Strozzi, 1619-1677)の生誕400年に当たります。高名な詩人・台本作家であったジュリオ・ストロッツィの養女として育ったバルバラは、ヴェネツィアの文化人に囲まれ、生涯に全7巻にのぼる120曲以上の声楽作品を精力的に出版しました。その一方、私生活で…
続きを読む映画評論家で映画監督の田中千世子さんの著書『ジョヴェントゥ ピエル・パオロ・パゾリーニの青春』(みずのわ出版、2019)が、イタリアの国際フライアーノ賞の一部門である「第18回イタリア語イタリア文学海外研究者賞」に選出され、授賞式がアブルッツォ州ペスカーラにて7月6日に行われました。 授賞式の様子 フェデリコ・フェリーニの『甘い生活』などの脚本家としても知られる作家エンニオ・フライアー…
続きを読むBuongiorno a tutti! 今日はバレエ界の伝説──アレッサンドラ・フェリとロベルト・ボッレ +豪華ゲスト9人で贈るバレエ・ガラのご案内です。 ジュリエット、マノン、椿姫などのヒロイン像を演じてめくるめくオーラを放ち、一世を風靡する人気を誇りながら44歳で引退。その後、50歳でバレエ・ダンサーとして奇跡の復活を遂げた至高の女優バレリーナ、アレッサンドラ・フェリ 。古代ギリシャ・ローマの…
続きを読む7月17日 午前8時20分(現地時間)、モンタルバーノ警部シリーズの著者として日本でも知られる作家アンドレア・カミッレーリ氏が、ローマのサントスピリト病院で亡くなりました。享年93歳でした。 1925年シチリアのアグリジェント生まれ。若いころから舞台に興味を持ち、シルヴィオ・ダミーコ国立演劇芸術アカデミーで演出を学びました。1977年同アカデミーで教壇に立つ傍ら、1980年以降小説も発表し、199…
続きを読む2014年、文京区の切支丹屋敷跡から、キリシタン時代最後の宣教師シドティ神父の墓が見つかりました。謎の多いこの神父の本格的伝記の翻訳出版を記念して、シンポジウムを開催します。原著者のマリオ・トルチヴィア師の講演をはじめ、考古学、人類学、歴史学の立場からなど、様々な分野の専門家が多数登場し、シドティ神父の謎の解明に多角的に迫ります。 <インフォメーション>講演会:シンポジウム「シドティ神…
続きを読む在日イタリア商工会議所(ICCJ)が、2016年日伊国交150周年を記念してスタートした日本最大級のイタリアンフェスティバル「イタリア・アモーレ・ミオ!」。 今年はイタリアNABAのファッションプロジェクト「FamilyDress」がついに日本初上陸!手作りニットドレス31体が連なっている圧巻の作品を自由に試着することができます。「FamilyDress」のエグゼクティブプロデューサーであるニコレ…
続きを読むBuongiorno a tutti! 今日は板橋区立美術館で6月29日から開催する「2019イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」のお知らせです。 まえだよしゆき(日本)「カクレカクノミ」 ノエミ・ヴォーラ (イタリア)「クマとぼく」 タイ・ユィトン(台湾)「プルル」 「ボローニャ国際絵本原画展」は、イタリアの古都ボローニャで春に開催される児童書専門の見本市「ボローニャ・チルドレンズ…
続きを読むBuongiorno a tutti! 「ダンス・ウェル」はヴェネト州ヴィチェンツァ県にあるバッサーノ・デル・グラッパ市にある、CSC現代演劇センターが主宰しているもので、パーキンソン病を患っている方などを対象とし、市立博物館などを会場としたダンスレッスンを中心に、講演会、公演など、さまざまな活動を展開しています。「ダンス・ウェル」では、ダンスをパーキンソン病のひとつの治療法としてだけではなく、芸…
続きを読むイタリアワインの大きな特徴は、その多様性です。しかしほかにも、人びとを惹きつけてやまないたくさんの魅力があります。そんなイタリアワインの奥深さを多角的に学ぶ“IWSS”は、“わずか1日でイタリアワインを理解できる”本格セミナーです。ぜひこの機会に、改めてイタリアワインの世界に触れてみてください。イタリアワインと同様、個性に富んだ魅力的な講師陣とともに、みなさまのご参加を心よりお待ちしております。 …
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