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本日は、6月25日(土)より パナソニック 汐留ミュージアム で開催されている 『 ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝 』 をご紹介いたします。
ミケランジェロ・ブオナローティ 《システィーナ礼拝堂天井画 〈クマエの巫女〉 のための頭部習作》 1508-1510年、トリノ王立図書館蔵 ©Torino, Biblioteca Reale
イタリア・ルネサンスの巨匠ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)は、彫刻・絵画・建築という3つの視覚芸術において、他の追随を許さぬ人体表現と深い精神性を示しました。ローマとフィレンツェでは彼が手がけた建築が、今も都市の景観を形作っています。
ミケランジェロ・ブオナローティ、サン・ピエトロ大聖堂ドーム、ヴァチカン市国、1546-1564年 ©Associazione Culturale Metamorfosi
マルチェッロ・ヴェヌスティに帰属 《ミケランジェロの肖像》 1535年以降、カーサ・ブオナローティ蔵 ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
本展は日伊国交樹立150周年を記念し、カーサ・ブオナローティの所蔵品を中心に、日本初公開の素描を多数展観するものです。
◆ 展覧会のみどころ
1.システィーナ礼拝堂の下絵を始め、ミケランジェロの真筆の素描35点が出品!
自らの家柄に誇りを持っていたミケランジェロの邸宅は子孫に受け継がれ、現在はゆかりの資料を公開する美術館となっています。そのカーサ・ブオナローティが所蔵する真筆の素描が多数展示されています。
ミケランジェロ・ブオナローティ 《ラウレンツィアーナ図書館、閲覧室から玄関への扉口案》、 1526年頃、カーサ・ブオナローティ蔵 ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
ミケランジェロ・ブオナローティ 《背を向けてひざまずく男性裸体像習作》 1540年頃、カーサ・ブオナローティ蔵 ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
2.建築家としてのミケランジェロの全貌を紹介!
ミケランジェロの建築的偉業を本格的に紹介する展覧会は日本で初めてです。
エティンヌ・デュペラク 《ミケジェロ設計のサン・ピエトロ大聖堂の立面図》、 カーサ・ブオナローティ蔵 ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
ミケランジェロ・ブオナローティ 《サン・ジョヴァンニ・ディ・フィオレンティーニ聖堂計画案》 カーサ・ブオナローティ蔵 ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
ミケランジェロ・ブオナローティ、サン・ロレンツォ聖堂新聖具室、フィレンツェ、1520-1534年 ©Associazione Culturale Metamorfosi
3.ルネサンス期イタリアの建築が分かる!
フィリッポ・ブルネレスキに始まり、ドナート・ブラマンテ、ラファエロ、アントニオ・ダ・サンガッロ・イル・ ジョーヴァネといったミケランジェロの作品とかかわりのあったルネサンス期イタリアの建築家たちを通して、ルネサンス期の建築が分かります。
ミケランジ ェロ・ブオナローティ 《ヌムール公ジュリアーノ・デ・メディチの墓碑》 サン・ロレツォ聖堂新具室、1520-1534年 ©Associazione Culturale Metamorfosi
ミケランジェロ・ブオナローティ、 ラウレンツィアーナ図書館玄関室の階段、フィレンツェ、 1524 -1559 年 ©Associazione Culturale Metamorfosi
◆ 開催要項
ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝
The Genius of Michelangelo:Majestic Renaissance Architecture
・開館期間:
2016年6月25日(土)~8月28日(日)
・開館時間:
午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
・休館日:
毎週水曜日 夏期休館:8月12日~8月18日
・入館料:
一般:1,000円 65歳以上:900円 大学生:700円 中・高校生:500円 小学生以下:無料
20名以上の団体:各100円割引
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料で入館可能
・主催:
パナソニック 汐留ミュージアム、日本テレビ放送網株式会社
・後援:
イタリア大使館、イタリア文化会館、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、港区教育委員会
・協力:
アリタリア―イタリア航空、日本通運、モンテノービ
・学術協力:
カーサ・ブオナローティ、メタモルフォジ財団
・企画協力:
アートプランニングレイ
※展覧会情報詳細は、パナソニック 汐留ミュージアムホームページをご確認ください。