Buongiorno a tutti!
昨年6月にイタリア文化会館アニェッリホールにて「Il Mandolino Giapponese – もう一つのイタリア文化」を主催したマンドリニスト 堀 雅貴のリサイタルが6日(土)に開催される。マンドリンはイタリア生まれの楽器で、現在では世界中に広まっている。特に日本での人気は世界的に見ても例を見ない規模であり、大変多くの愛好家によって親しまれている。マンドリンによる独奏のコンサートはあまり頻繁には見かけないが、当コンサートではCD収録曲であるマンドリンオリジナル作品から映画音楽まで幅広く演奏される。
マンドリニスト堀 雅貴さんからメッセージも届いています。
「予てから、クラシックマンドリンのソロアルバムを作る事は私にとって大きな目標でした。大変有難い事にこれまで数枚CDを出させて頂く機会に恵まれてきましたが、最初に描いていたソロという形はなかなか実現することなく、録音したいレパートリーが溜まっていきました。お陰様で遂に、10年越しの夢がようやく叶いました。
収録されております「前奏曲第10番」が、私のマンドリンソロのレパートリーの中でも最も長く愛奏しており、聴衆の皆様にお聴き頂き続けているという事もありますが、収録曲が、私がマンドリンに出会ってからの17年間を表すようなものになったため、「これが自分のマンドリン人生のPreludioである」といった気持ちも込め、名付けました。
そして昨年11月から全国7箇所で行って参りましたリサイタルツアーも、遂に東京にて千秋楽を迎えます。名残惜しい気もしますが、幡田さんとのデュオは回を重ねる度に熟成され、かつ新たな発見もあり、東京の皆様にご覧頂けるのが楽しみでもあります。今回は、マンドリンの為に書かれた作品から、映画音楽など有名曲まで演奏致します。いつもお越し下さる皆様はもちろん、久々に演奏会にいらっしゃる方や、日頃マンドリン・クラシック音楽になかなかふれる機会がないという方にもお聴き頂けましたら幸いです。
ご来場を心よりお待ち申し上げております。」
プログラム
《第1部》(CDの曲目より)
・前奏曲第10番(R.カラーチェ)
・マンドリン協奏曲ト長調(D.ガウディオーソ)
・序奏とロンド(堀雅貴)
・マンドリン協奏曲第2番第1楽章(R.カラーチェ)
《第2部》
・Euphoria(堀雅貴)
・All I Ask of You(オペラ座の怪人より)
・What is a Youth?(映画 ロミオとジュリエットより)
・Over the Rainbow(オズの魔法使いより)
・ムーンリバー(ティファニーで朝食をより)
・チャルダッシュ(V.モンティ)
ほか
【演奏者プロフィール】
堀 雅貴 Masataka Hori(マンドリン・マンドロンチェロ)
マンドリン・指揮法・和声学を久保田孝氏に師事。平成23年度文化庁新進芸術家海外研修員としてドイツ・ザールブリュッケンに留学。Juan-Carlos Muñoz氏にマンドリンを師事。
2002年 東京都知事賞受賞。
2005年 第1回前橋マンドリンフェスタ四重奏コンクール第1位。
2014年 第10回ラファエレ・カラーチェ国際マンドリン独奏コンクール第1位。
2009年 ユニバーサルミュージックよりCDデビュー。
2011年 ミルクール(フランス)にて行われたフェスティバル「Rencontres Pince-Cordes」、2013年「神戸国際音楽祭2013」にソリストとして出演。
2014年 自身のマンドリンアンサンブル「EUPHORIA」を立ち上げ、CDをリ
http://www.masastaka-hori.com/
幡田 賢彦 Takahiko Hatada(ピアノ伴奏)
小学生の頃からピアノを習い始め、年齢を重ねると共に様々な楽器やDTMに出会い、同時に作曲活動も開始。大学在学中より作曲を中心にアレンジャー・ピアニストなど多方面で活動を開始。郷愁を誘うメロディと、水の波紋のような静かに響くピアノのサウンドで柔らかい世界を描く。日本大学芸術学部作曲コースを藝術学部長賞(学業部門)を受賞し首席で卒業。第80回読売新人演奏会出演。作曲を峰村澄子、和声を中島ノブユキ、ピアノを神野明他各氏に師事。
日時:2016年2月6日(土)14:00開場 14:30開演
場所:イタリア文化会館アニェッリホール
入場料:一般4000円 学生3000円 (当日500円増)
チケットご予約・お問い合わせ:
(株)イケガク 03-5952-1391 / info@ikegaku.co.jp
(有)絃楽器のイグチ 03-3378-5357 / info@iguchi.main.jp