Buongiorno a tutti!
♪ Torna Sorrento~~~
カンツォーネ「帰れソレントへ」に歌われた、イタリアを代表する観光地のひとつ、Sorrento(ソレント)にやってきました。
ナポリ湾に突き出たソレント半島にあり、右にはVesuvio(ヴェスヴィオ)火山とNapoli(ナポリ)の街を望み、正面には温泉で有名なIschia(イスキア島)、左には青の洞窟で有名なCapri(カプリ島)を望みます。
半島は険しい岸壁で、岩肌の斜面にはオリーブがびっしりと植わっています。
景色とともに、おいしい食事も楽しみの一つ。
こちらは前菜盛り合わせ ナポリ風。
新鮮な魚介類や、フリット、マリネが山盛りです。ひとりじゃ食べきれない!
Pizza Margherita。
やっぱり定番のこれははずせません!
ソレントと言えば、レモンが有名。
地理的保護呼称=IGP (Indicazione Giografica Protetta)にも指定されています。
16世紀ごろから広く栽培されるようになり、船乗りのビタミン補給などにも役立っていたようです。
こちらはレモンのリゾット。
レモンの皮の摩り下ろしなどがたっぷり入って、芳醇な香りと味わいを楽しめます。
ソレントでは、ぜひこちらをオーダーしてみてください。
ソレントは、古代ギリシャの植民市時代から、その風光明媚さで人々に愛された土地。
古代ローマ時代、皇帝や貴族たちはこぞってヴィラを建てました。
友人のルイージさんのオリーブ農園の先端には古代ローマ時代の貴族の館跡と、皇帝に献上されたという採水場があり、今は海水浴のできる場所としても人気があります。
土地の少ないソレント半島では、木を上に上に育てます。
そのため背の高いオリーブの木が多いのです。
オリーブ収穫名人のカルロさんは、この高い木に登り、枝を剪定しながら、収穫していきます。
海風に吹かれながら育つオリーブ。
ソレント市の街中でオリーブの古木をみつけました。
ねじれる幹に、オリーブの力強い生命力を感じ、しばし足を止めてしまうほど、心に残りました。
ソレントの街を訪ねたら、ぜひこの古木も探してみてください。