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今日はイタリア、オフィチーネ パネライ特別協賛の特別展「ダイビング ベル」のご紹介です。
2015 年10 月 東京 — イタリアのハイエンドスポーツウオッチブランド、オフィチーネパネライは10 月16 日〜25 日に東京ミッドタウンにて開催されるTokyo Midtown Design Touch 内のSalone in Roppongi にて、建築家中村拓志氏のインスタレーション“Diving Bell”を特別協賛致します。
今年の「Salone in Roppongi(サローネ イン ロッポンギ)」において、“世界に羽ばたく日本のデザイン”をコンセプトにしたインスタレーションを担当するのは、ミラノサローネでも活躍し、注目を集める日本の若手建築家のひとり、中村拓志氏。
オフィチーネ パネライが持つ独自の世界観を空間演出します。
テーマは“Diving Bell”すなわち潜水鐘と呼ばれるかつての潜水装置。会場には5 台のDiving Bell が設置されます。装置の内部は視界全体を360 度覆う球体のスクリーンとなっており、上半身を包み込む丸形の装置に入ると、映像と音により、深海へと潜っていく空間が演出されます。深度に伴い、徐々に光が演出する海の色が濃くなり、やがてパネライの起源である深海の世界をご体験頂くことができるインスタレーションです。深海の暗闇と、パネライ誕生当時のイタリア海軍特殊潜水部隊の任務に思いを馳せるひと時を演出致します。
またインスタレーションの周囲には、パネライの魅力的な時計コレクションと、パネライの歴史をご覧頂けるパネルを展示致します。会場全体に、展示とインスタレーションでオフィチーネ パネライに受け継がれている海の世界とのつながりを表現する空間が展開されます。
O F F I C I N E P A N E R A I
オフィチーネ パネライは1860年、時計工房兼時計店、そして時計学校としてフィレンツェに誕生し、長い間イタリア海軍の納入業者として、特に特殊潜水部隊のための高度精密機器を納入していました。ルミノール、ラジオミールをはじめとする当時パネライが開発したウォッチは、何年もの間軍事機密扱いとされてきましたが、ブランドが1997年にリシュモングループの傘下に入った後、国際市場に参入しました。今日、オフィチーネ パネライはスイス、ヌーシャテルにある自社工房マニュファクチュールで完全自社製ムーブメントと時計を開発・製造し、イタリアのデザインと歴史、スイスの時計製造技術とクラフツマンシップを見事に融合させています。パネライのタイムピースは、独自の流通ネットワーク及びパネライ直営ブティックを通じて世界中で販売されています。www.panerai.com
S a l o n e i n R o p p o n g i
2007 年より東京ミッドタウンで開催されているデザインイベント「Tokyo Midtorn DESIGN TOUCH」のひとつのイベントで、世界中の人々を魅了するミラノサローネで活躍する日本人デザイナーや日本企業に焦点を当てたものです。
中村 拓志( H i r o s h I N a k a m u r a )
2002年NAP建築設計事務所設立。建築をコミュニケーションデザインと考え、人が自然や建築と関わり、愛着を感じることを設計のモットーとしている。代表作に「狭山の森 礼拝堂」、「Ribbon Chapel」、「Optical Glass House」、「録museum」など。主な受賞歴にJIA環境建築賞、日本建築家協会賞、JIA優秀建築賞などがある。