Buonasera a tutti!
今年で第10回目を迎えたUNHCR難民映画祭がただいま開催中です。
テレビでは、毎日のようにシリアやアフリカからの難民がヨーロッパに到着している様子が流れており、世界中で難民問題が大きな関心を呼び、日本にいながらもより身近なものとして感じている方も多いのではないでしょうか?
難民映画祭は、入場は無料で、来月1日までの1か月間、東京のほか、仙台や札幌でも開かれ、アフガニスタンやシリアなどの難民を描いた映画やドキュメンタリー10作品が上映されます。
今回イタリアからは、フィリッポ・ビアジャンティ、ルーベン・ラガットッラ共同監督の『ヤング・シリアン・レンズ』が届いています。
シリア、アレッポの苛烈を極める悲惨な日常をメディア・アクティビストたちの活動を通じて切り取るPOV(Point of View、主観ショット)型のドキュメンタリー。
シリアの反体制抵抗運動の一端を担う組織的な活動として台頭した彼らだが、その武器はAK-47ではなく、カメラと情熱だけである。
画面に映し出される映像は劇映画の様な編集を施していない、メディア・アクティビストたちと行動を共にした取材班による撮影ならではの生の、悲惨な現実そのものである。
(第10回UNHCR難民映画祭公式HPより引用)
また、イベント当日は、トークゲストとして来日中のフィリッポ・ビアジャンティ監督とルーベン・ラガットッラ監督が上映後に登壇します!
http://unhcr.refugeefilm.org/2015/guest_info_young_syrian_lenses/
詳細:http://unhcr.refugeefilm.org/2015/
ヤング・シリアン・レンズ
フィリッポ・ビアジャンティ、ルーベン・ラガットッラ共同監督作品
イタリア / 2014年 / 52分 / ドキュメンタリー
日本初上映
上映スケジュール
10月12日(月)
イタリア文化会館(東京)/ 19:00開始
入場料 無料