Buongiorno a tutti!
8月の30日土曜日より、渋谷のBunkamura Galleryで吉岡耕二の個展が開催されています。
舞台は南イタリア。
“色彩の魔術師”とも呼ばれる画家・吉岡耕二の個展「吉岡耕二 色彩の旅 南イタリアを描く ―アマルフィ、ナポリ、ソレント、そしてシチリアへ―」をご紹介いたします。
筆のおきどころが難しい。
そう語る吉岡の作品は、画家の感じた一瞬のために絶妙な加減で留め置かれている、そんな印象を残すかもしれません。
色彩の魔術師と呼ばれる「吉岡耕二」は、ただひたむきに色を追い求めます。
自身が見た情景、その瞬間の色彩を。
色彩にエネルギーを感じ、色彩に自由を見出す。
まるで心の一瞬を掬いとるかのようなその表現力には、胸迫る真実を描き出す凄味があります。
海に面し、断崖にピッタリ寄り添うように立ち並ぶ、色鮮やかな街並みが美しいアマルフィ。
世界遺産にも登録されるこの街を起点に、イタリア最南端に位置するシチリア島まで、世界屈指の観光拠点と言っても過言でない美しいこの国を、画家はどう写し取ったのでしょうか。
開催期間は8月30日(土)から9月9日(火)。
是非、お散歩の一コマに。
詳しい情報はこちらへ→http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/140830_yoshioka.html